暑い夏に大活躍のポロシャツ。1枚で着まるお手軽アイテムです。
「でも、ポロシャツってどうなの? ダサくない?」
そんな疑問をお持ちの方に、ダサくならないポロシャツの選び方・着こなし方をご紹介します。
着こなし方次第で、軽やかで涼しげなスタイルを作ることができますよ。
ポロシャツとは?
ポロシャツはどんなときに着る服かご存知ですか?
もともとは、ポロ競技用のシャツで、1930年代頃から、テニスプレーヤーが着用し始めたと言われています。
その後、一般にも普及し、「テニスシャツ」「ゴルフシャツ」などの呼び名でも親しまれるようになりました。
一時は「お父さんの週末着」なんて呼ばれたこともありましたね。
いまでも、オジサンが愛用するイメージを持っている人はいるかもしれませんが、最近は、ポロシャツをおしゃれに着こなす若者も増えています。
スポーツ用ウェアとしても、日常着としても、おしゃれ着としてもいけるポロシャツ、なかなか万能のアイテムです。
メンズポロシャツの選び方
では、さっそくポロシャツ選びのポイントを見ていきましょう。
ポロシャツのおすすめカラー
失敗が少ないのはベーシックカラーです。
- ホワイト
- ブラック
- グレー
- ネイビー
このあたりの定番カラーなら、カジュアルすぎず、シックに着こなすことができます。コーディネートもしやすいので、夏コーデのバリエーションを増やしたいときには、ぴったりですね。
おすすめのデザイン
無地
無地ポロシャツは間違いなしです。デザインがないので、何にでも合わせやすく、着回しがききます。重ね着もOK。
ワンポイント
「無地じゃなんだか寂しいなぁ」という人は、ワンポイントのポロシャツを。こちらも定番ですが、ちょっとのデザインで、全体の印象はずいぶん変わります。
フレッドペリー、ラルフローレン、ラコステなど、定番ブランドのワンポイントが入ると、おしゃれ感がアップ。
同じ色でも、ブランドロゴのデザインが違うので、こだわりを探してみるのも楽しいですね。
色・柄・その他デザインは?
合わせやすさを考えるなら、ボーダーなどの柄や3色以上のカラーリングは避けた方が良さそうです。
色柄が派手なデザインポロシャツを取り入れるときは、ポロシャツを主役にするつもりで使いましょう。
ダサくならないサイズ選びのポイント
基本的には、ジャストサイズを選びましょう。だぶだぶすぎず、ぴちぴちすぎないサイズですね。
オーバーサイズの着こなしもありますが、その場合は、上下のバランスを考えて。
少なくとも、大きめサイズをズボンの中に入れるのはナシです。
- 肩のラインがずり落ちていないこと
- 生地が左右に引っぱられていないこと
このあたりをチェックしましょう。
大きめサイズはダサくなる危険あり
ポロシャツをおしゃれに着こなすコツ
シンプルに1枚で着る
難しいことをする必要はありません。おしゃれなカジュアルウェアとして完成されているポロシャツは、そのまま素直に着ればOK。
ボタンは全閉めか、第一ボタンを開けるくらいが良いです。
ボタンを全部開けると、セクシーさ全開の演出をしているように見られるかもしれないので、あくまでも保守的にいきましょう。
シンプル・イズ・ベストです。
きれいめパンツと合わせて
ポロシャツはスポーティな生地であるため、ジャンルは「カジュアル」。それを考慮した上で、きれいめボトムスを組み合わせると、バランスよくまとまります。
定番の細身の黒パンツ、細身のジーパンなら、間違いなし。
その他に、スラックスと合わせてもいいですし、濃い色ポロシャツと白パンツの合わせも爽やかです。
ポロシャツの疑問【Q&A】
Q1.襟立てってどうなの?
襟は立てない方が無難です。ダメというわけではありませんが、ポロシャツの襟を立てると、ギャル男っぽくなってしまうので、女子ウケは期待できません。
また、慣れないうちにやると、頑張ってる感が出てしまうので、普通に着るのが一番です。
爽やかに、ナチュラルにいきましょう。
Q2.ポロシャツの裾をズボンの中に入れるのってどうなの?
中に入れるのはオジサンの着こなし、と言っていいかもしれません。
ポロシャツは、基本的には出して着ます。最近は、ズボンの上に出すことを前提に作られているデザインが多く、丈も短めになっています。
長い裾が邪魔だなと感じる人は、短めの丈を探してみましょう。
Q3.乳首が透けてしまうんだけど?
インナーを着ましょう。タンクトップでもいいですし、ユニクロの機能性インナーのような薄手のものでもよいです。
ポロシャツの重ね着という方法もありますが、熱がこもって暑さ倍増なので、暑がりの人はやめた方がいいです。
白いポロシャツは、濃い色に比べるとどうしても透けやすいですね。できるだけ、生地がしっかりしたものを選びましょう。安物のポロシャツもペラッペラのものがあるので、購入する際は透け感もチェックしておきたいですね。
Q4.襟がへにゃっとするんだけど?
ポロシャツは、洗濯をすると、襟の部分がヨレヨレになってしまうことがあります。
その場合は、軽くアイロンをかけましょう。きっちりかけると、ポロシャツのラフ感が失われてしまうので、やりすぎないように。スチームを噴きかけて形を整える程度でOKです。
洗濯して、襟の形を整えてから干しておくと、自然な形で仕上げることができます。
まとめ
ポロシャツの選び方、着こなし方、一通り見てみると、ポロシャツは使いやすいカジュアルウェアだということがわかりますね。
定番アイテムでありながら、「着こなし方がわからないな」と感じている人も少なくないようなので、意外と大穴のアイテムなのかもしれませんね。
夏の小粋なカジュアルスタイルとして、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?