「ダサい」という言葉の破壊力は恐ろしいですよね。ファッション一つでバカにされるなんて、何ともシビアな話です。
何とかしたいと思っても、何から手をつけたらいいかわからない。そもそも、何がわからないかわからない。おしゃれって何? ファッションって一体何なの!?
考えれば考えるほど、訳がわからなくなります。
それもそのはず、ファッションに正解はないからです。
まずは、ダサいと笑われないための基本ルールを確認しておきましょう。最低限気をつけるべき5つのポイントです。
見下されないための装備だと思って必ず実行してください。
1.サイズ感が大事!だぶだぶNG・ピチピチNG
サイズを間違えると、変な感じになってしまいます。初心者ほどサイズをテキトーに選びがちなので要注意。面倒ですが、ここをきちんとチェックしておけば、安価な服でもスマートに見えます。
だぼっとしたジーンズをおしゃれに着こなしている芸能人もいますが、初心者がやると「だらしない」「サイズ間違えちゃったのかな?」と思われる可能性が高いため、おすすめしません。
できるだけ試着をして、自分の体型に合った服を選びましょう。大きすぎず、小さすぎない、ジャストサイズを見極める練習です。
<サイズ選びのポイント>
・必ず試着する
・ワンサイズ小さいものを着てみる(初心者は大きめサイズを選びがちなため)
2.シンプルが一番!柄物・派手色は避けよう!
シンプル・イズ・ベストです。ケガをしないためには、下手なことをしない。
アクセントは不要です。余計な装飾がついたものも避けた方が無難。色柄を抑えたアイテムを選びましょう。
まずは、家にある服をチェックすることから始めましょう。
<アイテム選びのポイント>
・シンプルデザイン
・無地
・モノトーン
3.爪切れ!ヒゲ剃れ!鼻毛切れ!
どんなにおしゃれなファッションで身を固めても、鼻毛が出ていたら台無しです。爪が伸びて汚いのもマイナスです。
最近はヒゲを伸ばすおしゃれもありますが、きちんと剃りましょう。これが無難な選択です。
清潔感は必須です。今すぐにでも整えてください。
4.美容院へ行こう!
髪型はかなり重要な要素。パッと見でその人の印象を決めてしまう重要なパーツです。
髪型がおしゃれに決まっていれば、適当な服装でもおしゃれに見えます。反対に、髪の毛伸びっぱなしのボサボサヘアーでは、どんな服を着ようともダサさ5割増しと言っていいでしょう。
さぁ、今すぐ美容院に行きましょう。美容院に行って「軽くしてください」「お任せします」と言えば、いい感じになります。
行ったことがない人にとってはハードルが高いと思いますが、何も特別な場所ではありません。男性のお客さんもたくさんいます。
最近はおしゃれな髪型にしてくれる理容室も増えていますが、基本的には美容院をおすすめします。「おしゃれ」で「かっこいい」流行のスタイルを提案してくれます。
おしゃれな友達が通っているお店を聞いたり、フリーペーパーなどでお店を探して、さっそく予約を入れましょう。
5.鏡を見よう!
自分に合ったスタイルを見つけるためには、自分をよく知ることが重要です。
全身鏡で自分をよーく見てください。全体のバランス、色合い、着こなし etc.
自分の姿を鏡で映すなんて恥ずかしいと思うかもしれません。でも、「ダサい」と言われる人ほど、自分の姿をきちんとチェックしない傾向があります。現実から目を背けてはいけません。客観的な視点を何をするにも大切なことです。
最初は違いがよくわからないかもしれません。でも、くり返すうちに、少しずつ変化があらわれてきます。
テレビ、雑誌、ショップのマネキン、街のおしゃれさんなど、見本となるファッションスタイルを参考に、どうすればダサくならないか、ちょっと注意して見てみるだけでも感性は磨かれます。
それさえもしたくない人は、周りの人にスタイリングをお願いしましょう。そして、言われた通りに実践しましょう。「これは好きじゃない」など、文句を言ってはいけません。
でも、文句が出るのは良いことです。それがあなたにとって好みのスタイルを知るヒントになります。「おしゃれにしたい」という欲求には忠実に従いましょう。
まとめ
ファッションは武器になり得ます。
「おしゃれな人が怖い」と感じている人なら、その脅威がいかほどかよくわかるのではないでしょうか。
剣や盾は、強度や鋭さを判断基準にして強いものを選ぶことができますが、ファッションの場合、そうはいきません。人によって好みは違うし、体型も似合う色も人それぞれ。
絶対的な正解はないのに、不正解はある。何とも厳しい世界です。そんな世界で殺されないためにも、このページでご紹介した5つのポイントを心がけてみてください。
1.サイズ感が大事!だぶだぶNG・ピチピチNG
2.シンプルが一番!柄物・派手色は避けよう!
3.爪切れ!ヒゲ剃れ!鼻毛切れ!
4.美容院へ行こう!
5.鏡を見よう!
「かっこいい」「おしゃれ」を目指すよりは、自分に有利に働く装備をすると考えると、抵抗感が弱まるのではないでしょうか。
おしゃれが苦手な男性がダサくならないために買うべきは、シンプルなアイテム。
ここで紹介した基本アイテムをもとに、自分に合ったファッションを探していきましょう。少しずつ慣らしながら、おしゃれセンスを磨くもよし、どうしても興味が持てないなら、最低限のラインを習得すれば十分です。
これでもう「だせぇ」と笑われる日々とはおさらばです!