【実例】メンズファッションの色の組み合わせ方

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これまでに、コーディネートの基本となる色合わせについて考えてきました。

参考1絶対失敗しないベーシックカラー
参考2基本の色合わせとファッション初心者は避けたいNGカラー

今回は、色の組み合わせ方を実例とともにご紹介します。
 

コーディネートの基本カラー

色は大きく分けると2種類。

「無彩色(白黒)」
「有彩色(カラー)」

無彩色と有彩色

白・グレー・黒の無彩色は、基本的に合わない色はありません。よって、コーディネートする際は、無彩色をベースに考えます。これを守っていれば、おかしなことにはなりません。

無彩色にプラスしておすすめの色は、紺系。

無彩色+ジーンズカラー

ジーンズのブルーは合わせやすい色です。
 

コーディネートのカギは「トーン(明度+彩度)」

では次に、もう少し詳しい分類について見ていきましょう。

色は、次の3つの属性で説明されます。

色の三属性

  • 色相(赤、黄、青などの色み)
  • 明度(明るさ)
  • 彩度(鮮やかさ)

色相

色相

いろんな色。12色や24色の色鉛筆をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

明度

明度

「明るい」「暗い」の度合いです。明度を上げると白に、明度を下げると黒に近づきます。

彩度

彩度

色の鮮やかさです。彩度が高いほどビビッドな色に、彩度が低いと色味がなくなり、無彩色に近づきます。

トーン(明度+彩度)

明度と彩度の領域を合わせたものを「トーン」または「色調(色の調子)」と呼びます。

・明るい
・暗い
・濃い
・薄い
・柔らかい など

色が持つ何となくの雰囲気です。用語や難しいことは覚えなくて大丈夫です。こういった違いがあると知っておくだけでも、コーディネートのコツは掴みやすくなります。

<日本語のトーン名>
ビビッドトーン:「さえた」「鮮やかな」
ブライトトーン:「明るい」
ストロングトーン:「強い」
ディープトーン:「濃い」「深い」
ライトトーン:「浅い」
ソフトトーン:「柔らかい」「穏やかな」
ダルトーン:「鈍い」「くすんだ」
ダークトーン:「暗い」
ペールトーン:「薄い」
ライトグレイッシュトーン:「明るい灰みの」
グレイッシュトーン:「灰みの」
ダークグレイッシュトーン:「暗い灰みの」

 

全体のスタイルで見るカラーコーデ実例

それでは、ファッションコーディネートの実例を見ていきましょう。初心者でも真似しやすいシンプルなスタイルを集めました。

無彩色コーデ(2色)

白 × 黒

無彩色2色コーデ

お手本のような無彩色コーディネート。白と黒の色の配分バランスが取れています。

グレー × 黒

無彩色コーデ(2色)

黒とグレーの2色コーディネート。白と黒の組み合わせに比べてコントラストが抑えられるので、落ち着いた雰囲気になります。小物もすべて黒で、統一感があります。

白 × 黒

無彩色コーデ(2色)

グレーのカットソーを白黒チェックシャツにチェンジ。大柄のチェックは合わせるのが難しいのですが、モノトーンならスッキリまとまります。こちらも白の配分が丁度良いです。

黒 × 白

無彩色コーデ(2色)

ブラックコーディネート+ちょっと白。素材が異なるアイテムを組み合わせているので、バランスが取れています。初心者が真似するのはちょっと難しいかもしれませんが、素材の表情の違いがよくわかる参考例です。

無彩色コーデ(3色)

グレー × 白 × 黒

無彩色コーデ(3色)

グレーパーカーの下に白カットソー、ボトムは黒パンツ。どれもシンプルな定番アイテムで、真似しやすいコーディネートです。腕まくりと、パンツの裾を折り曲げることで「こなれ感」を演出できます。普通に着ても、キレイめな靴を合わせればオシャレに着こなせます。

黒 × グレー × 白

無彩色コーデ(3色)

黒コート+黒パンツの中に、ボーダーカットソーとグレーパーカーを合わせて配色バランスをとっています。パーカーとリュックはカジュアルなアイテムですが、コート・パンツ・靴がキレイめ。無彩色だけでも、これだけオシャレにまとまります。

無彩色 × 彩色コーデ(ネイビー・ブルー)

ネイビー × 白 × 黒

無彩色 × 彩色コーデ

ジャケットとパンツのセットアップに白ニットを合わせた着こなしは、ちょっと難しいかもしれませんが、白とネイビーの相性の良さがよくわかるコーディネートです。ローファーを合わせることで、大人っぽくオシャレに決まります。

黒 × ブルー × 白

無彩色 × 彩色コーデ

ニットにジーンズの合わせも定番です。濃い色のニットには、薄めの色合いのブルーデニムを。水色系デニムは夏っぽさを感じさせるアイテムですが、その他のアイテムが黒なので、うまくバランスがとれています。無難にしようと思って黒にダークカラーのジーンズを合わせると、重くなってしまいます。濃い色・薄い色を合わせるのがグッドバランスです。白のロングTシャツの代わりに、白シャツを合わせるのもオススメ。

ブルー × 黒 × 白

無彩色 × 彩色コーデ

無彩色に鮮やかな彩色を合わせましたパターン。黒パンツ+白黒ボーダーにカラーアイテムを合わせるコーデも王道なので覚えておきましょう。コートのボタンのブラウン、靴ひものベージュが入ることで、カジュアルな印象に。試しにボタン・靴ひもを隠して見てみてください。ちょっと印象が変わりませんか?

ブルー × 黒 × 白 × グレー

無彩色 × 彩色コーデ

こちらも王道パターンを踏襲。白ニットの下にグレーを着ているので、白と黒のつなぎ目がグラデーションになってマイルドに。身長が低い人は、トップスの丈の長さをもう少し短くすると、脚長効果が期待できます。逆に言うと、着丈が長すぎると胴長に見えるので要注意。Gジャンはラフな雰囲気なので、キレイめパンツが合います。個人的にはベージュのチノパンより黒パンツがおすすめ。

無彩色 × 彩色コーデ(ベージュ)

ベージュ × 黒 × 白 × グレー

無彩色 × 彩色コーデ(ベージュ)

ベージュのキレイめコートにグレーパーカーを合わせてカジュアルダウン。トップは白、ボトムは黒、靴は黒にベージュの紐。無彩色+彩色のベーシックカラーを使った好感度高めのコーデです。

白 × ネイビー × 黒 × ベージュ

無彩色 × 彩色コーデ(ベージュ)

シンプル・イズ・ベスト。無彩色+デニムのほぼ無彩色コーデ。バッグのベージュがちょっとした変化を与えてくれています。彩色2色を使った応用コーディネートです。

無彩色 × 彩色コーデ(カーキ)

白 × カーキ × 黒

無彩色 × 彩色コーデ(カーキ)

カーキに白はよく合います。靴は黒でOK。カーキのカーゴパンツはカジュアルアイテムなので、その他をキレイめアイテムで。こちらのコーデは丈感がちょっと上級者向き。手首・足首を出すと、いわゆる「こなれ感」を演出できます。

カーキ × 黒 × 白

無彩色 × 彩色コーデ(カーキ)

黒とカーキの合わせは重くなってしまうので、薄い色を合わせましょう。白が一番簡単です。白黒ボーダーもOK。

カーキ × グレー × 白

無彩色 × 彩色コーデ(カーキ)

グレーパンツを合わせると、もう少し軽い感じになりますね。こちらも基本ルール「無彩色+彩色」です。

無彩色 × 彩色コーデ(派手カラー)

ピンク × 白 × 黒

無彩色 × 彩色コーデ(派手カラー)

派手カラーは白に合わせるとよく映えます。

反対色を使うとき

濃い色の配分が多いコーディネートは重くなりがちです。

例えば、デニムとカーキの組み合わせは定番とも言えるものですが、黒・カーキ・ブルーだけだと、彩色同士ぶつかり合ってしまう印象があります。

反対色コーデ

間に白を入れることによって、それぞれの主張が和らぎます。強い色の間に入れた白はクッション代わりになるわけですね。

彩色2色コーデ

こちらもグレーと白が間に入っています。ブルーとカーキの2色が中和されて、うまくまとまっていますね。

こんな感じで、彩色を2色使うときは、全体のバランスにもちょっと注目したいところ。全体をマイルドに仕上げてくれる白やグレーがポイントです。
 

まとめ

どのコーディネートも、無彩色をベースに組み合わせることで、スッキリまとまっています。

失敗しないコーディネートのポイントは、

無彩色をベースに考える!

「無彩色+彩色」

この原則に当てはめるだけ。そう考えれば、簡単に色合わせできそうな気がしませんか?

その他のポイントをまとめると、

  • 色合わせのポイントは「トーン」
  • 濃い・薄いのメリハリをつける(例:黒×白)
  • 明るいカラーをメインにするなら白
  • グレーは全体を中和・淡く優しい雰囲気に

こんなところでしょうか。まぁ、あまり難しく考えなくて大丈夫です。ここで挙げた基本的な色合わせを真似すれば、うまくいきます。

コーディネートに困ったとき、参考にしてみてくださいね!
 

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