「肌の色が黒くて、何を着ても暗い印象になってしまう……」
そんなお悩みを抱える色黒メンズに似合うファッションとはどのようなものでしょうか?
色黒と言っても、日焼けしてまっ黒になった人もいれば、もともと地肌が黒い人もいます。
肌の色や質感は遺伝的なものも含まれ、個人差はありますが、共通して言えるのは、健康的に見えること。
今回は、色黒・地黒の魅力を活かしたファッションについて考えていきましょう。
色黒メンズには明るい色が似合う
色が黒い男性の中には、どんな服を着たらいいかわからず、地味な色ばかり選んでしまう人が少なくないようです。その結果、全体的に暗い印象になってしまうこともしばしば。
黒やダークカラーの組み合わせは、いかつい印象になってしまいます。また、白黒コーデも選び方によってはギャル男っぽくなります。万人受けのモテコーデを目指すのであれば、これは好ましくありません。
色が黒い人は、明るい色や爽やかな色を合わせましょう。
そうすることで、色黒さんらしい健康的でエネルギッシュな雰囲気を演出できます。
肌のトーンで見る!色黒・地黒のさらに細かい分類
色白・色黒にかかわらず、似合う色は人によって違います。パーソナルカラーの考え方では、これらの違いを4つに分類しています。
まず、肌のトーンは大きく分けて2種類。
・黄みのあるイエローベース
・青みのあるブルーベース
色黒や地黒の人はイエローベースだと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
これをさらに4つに分けたのが「フォーシーズン」分類。それぞれのカラータイプを春夏秋冬、4つの季節で表現しています。
・黄みのある澄んだ色が似合うスプリング
・青みのあるソフトな色が似合うサマー
・黄みのあるくすんだ色が似合うオータム
・青みのある鮮やかな色が似合うウィンター
それぞれの中間に位置する人は、似合う色が多くなります。
全体の印象を左右するポイント
肌色のトーンの他にも、全体の印象を左右するポイントがいくつかあります。
押さえておきたいポイントは、主に次の3つ。
・顔立ちが濃い・薄い
・体型
・肌の質感
一つずつ見ていきましょう。
顔立ちが濃い・薄い
肌の色だけでなく、顔立ちも全体の印象を左右します。
例えば、アフリカ系の色黒さんと、アジア系の色黒さん。
個人差はありますが、パーツの作りによって印象はまったく違いますよね。
日本人顔と言われる顔立ちにも、「ソース顔」「しょうゆ顔」といった違いがあります。
濃い顔の男性に似合うのは、シンプルな服。顔が濃いので、Tシャツ一枚でもカッコよく決まります。優しい雰囲気にしたいときは、白黒や原色のようなパキッとした配色ではなく、淡い色合いがおすすめ。
反対に、薄い顔の人はデザイン物の服や中性的な服をおしゃれに着こなすことができます。ただし、色黒の場合は強そうな印象が出るので、爽やかな雰囲気の服を合わせてスッキリと健康的に見せるのがおすすめ。
先ほどのベースカラーの分類に合わせて、その人の雰囲気を考慮したファッションを選ぶようにすると、違和感のないスタイルに仕上がります。
体型
筋肉質のマッチョ体型、ぽっちゃり体型、標準体型、細身のガリガリ体型など、体のシルエットによって、全体の印象はずいぶん変わります。
がっちり体型の色黒さんは、いかつい印象に見えるので、黒系のコーディネートは避けて柔らかい配色を。
反対に、頼りない印象を与えやすい痩せ型体型さんは、濃い色を合わせることで、力強い健康的なイメージに近づけることができます。
肌の質感
肌の色や顔立ちの他に、肌の質感も印象を左右します。乾燥肌やオイリー肌、肌の凹凸、透明感、ヒゲの濃い・薄いなど。
つるんとしたたまご肌は女性的な美しさを感じさせますし、黒く焼けた肌やガサガサ・でこぼこしている肌はワイルドな印象を与えます。
まとめ
色黒・地黒にもいろいろなタイプがあります。
・肌のトーン
・顔立ちが濃い・薄い
・体型
・肌の質感
これらの印象によって似合う服は変わります。それはつまり、誰にでも必ず似合う服があるということです。
なかなかしっくりくる服が見つからなくても、諦めずいろいろな服を試してみましょう。
暗い色ばかり選んでいた人は、明るい色にチャレンジしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。