肩幅の狭さ、なで肩にコンプレックスを感じていませんか?
細身の体型ならまだしも、全体がしっかりした体格なのに、肩だけが華奢だと、何だか物足りなく感じてしまいますよね。
しかし、肩幅の狭さは、ちょっとした工夫でカバーすることができます。
ここでは、幅の狭い華奢な肩・なで肩を広く見せる着こなしをご紹介します。
・肩幅の狭い人に似合う服
・肩幅の狭い人は避けた方がいい服
男らしさをアップするカバー術、さっそく順番に見ていきましょう。
肩幅の狭さをカバーする服
【OK】小さめの襟
肩幅を広く見せるために、小さめの襟を選びましょう。
大きい襟より小さい襟の方が、肩幅全体を占める割合は小さくなります。つまり、相対的に肩の幅が大きく見えるわけですね。
ポロシャツのようなコンパクトな襟は、バランス的に肩幅が大きく見えます。
【OK】ボートネック
ボートネックとは、船(ボート)の底のように広く浅いカーブを描いた襟ぐりのこと。あきの分量が浅く、あきのラインと肩のラインが平行に近くなるため、肩や胸元の面積が広く見えます。
【OK】肩パットの入った服
肩の幅が狭いなら、肩パットでボリュームアップ! 肩幅の狭さ・なで肩の高さを補正しましょう。
最近の服は肩パットの入っていないものがほとんどですが、一昔前はペラペラのTシャツにも肩パットがついていました。
アウターなど厚手のものは自分でつけてもいいですし、古着屋さんでレトロな服(肩パットつき)をゲットする手もあります。
市販の肩パットで簡単にボリュームアップできますよ。
【OK】ヨーク切り替えのデザイン
ヨークとは切り替え布のことです。よくあるのは、シャツの肩部分の布が切り替えになって、色柄を変えたデザインになっているもの。
ロッキーマウンテンフェザーベッド DOWN VEST DENIM
こういったダウンベストもよく見かけますよね。
肩の切り替え部分の色柄によって、肩幅を目立たせる作戦です。
【OK】重ね着
小さいものを大きく、狭いものを広く見せるなら、かさ増ししましょう。単純に重ね着することで、華奢な肩幅をカバーすることができます。インナーに薄い肩パットを仕込んでその上に厚手のアウターを重ねたり、肩がしっかりめのジャケットを羽織ったり。いろいろ工夫の余地はありそうです。
ただし、何でもかんでもかさ増しすればいいわけではありません。やりすぎると不自然で、肩パッドの入れすぎはベジータのあれみたいになってしまいます。さりげなくこっそりやりましょう。
肩幅の狭さ・なで肩を強調する服
【NG】大きめの襟
大きめの襟を着ると、肩幅がより小さく見えてしまいます。また、高い襟は、なで肩を強調します。ますます華奢に見えるので、要注意です。
【NG】ラグランスリーブ
ラグランスリーブは、襟ぐりから袖下(脇の部分)に切り替えが入って、肩と一続きになっている袖のことです。肩のラインがぼやけて、ますます存在感が薄まります。なで肩を強調するような切り替えラインもいただけません。
【NG】タートルネック
タートルネックは、肩や首元をコンパクトに見せます。男らしさを出したい場合には、ちょっと物足りないかもしれません。アウターに厚みのあるものを重ねて変化をつけるなどの工夫を。
【NG】だぶっとしたデザインの服
華奢な人が大きめサイズを着ると、ますます細さが強調されます。「布が余っている=体が小さい」と認識されてしまうためです。
ハードな質感の素材も同様に、サイズが合っていないと、肩幅の狭さが負けてしまいます。
無理に大きめサイズを選ばず、ほどよいゆとりのものを着ましょう。
まとめ
肩幅の狭さをカバーする服は、
・小さめの襟
・ボートネック
・肩パットの入った服
・ヨーク切り替えのデザイン
・重ね着
反対に、肩幅の狭さを強調してしまうのは、
・大きめの襟
・ラグランスリーブ
・タートルネック
・だぶっとしたデザインの服
細身の男性が無理にいかつい服を着ると、不自然になってしまいます。狭い肩を大きく見せるというよりは、狭い印象を和らげるための工夫です。
最近は、細身のスタイルがトレンドです。肩幅が狭い人やなで肩の人は、キレイめファッションをスラリと着こなしやすい体型。ぜひその魅力を活かしましょう。
もし男らしさを出したいのであれば、筋トレをして三角筋や広背筋を鍛えるべし。骨格は変えられなくても、筋肉は大きくできます。体にボリュームが出れば、スカスカな印象もずいぶん違ってくると思いますよ。