スリムなモデル体型はカッコ良いですよね。ゴリゴリのマッチョより、ほっそりしたスタイルの男性は女子ウケ良好。中にはガリガリな男性が好きだという女性もいます。
しかし、細身を通りすぎた骨ばった体は、どこか弱々しい印象を与えてしまうことも。
そのため、細い体をコンプレックスに感じている男性も少なくないようです。
それでもやはり、細身体型はファッションにおいて有利です。
今回は、痩せ型の男性だからこそカッコよく着こなせるファッションをご紹介します。
痩せ型メンズに似合うファッションスタイル
きれいめファッション
痩せ型の男性には、細身の大人っぽいファッションが似合います。カジュアルよりはフォーマル寄りのファッション。いわゆる「きれいめ」です。
ここ数年は、フォーマルとカジュアルの要素をバランスよく合わせた「きれいめカジュアル」がトレンドになっていますが、細身の人はフォーマル要素を少し多めにすると、都会的なカッコ良さが引き立ちます。
細さをカバーするためにはサイズ選びも重要。ジャケットを選ぶときは、腰がシェイプされたものより、ストレートなものを選ぶと細さが目立ちません。
また、胸元のVゾーンも深すぎないものを選ぶとよいでしょう。開きが広く、Vのラインが鋭いほど、シャープな印象が強まります。角度が緩やかなデザインを選ぶと、柔らかい印象になります。
モード系ファッション
中性的なデザイン服も細身体型ならうまく決まります。パリコレモデルを思い浮かべていただければわかるように、スーパーモデルは皆ガリガリです。骨が見えるような細さだからこそ、前衛的でハードなデザインでもスラリとした印象に変えられるのかもしれません。
普通体型の人が着たら着ぶくれしてコロンコロンになってしまうようなコーディネートも、無様になることなく着こなせることでしょう。
モード系と一言で言っても、分類されるスタイルの幅は広いので、センスを磨いてぜひチャレンジしてみたいジャンルですね。好みはあるでしょうが、取り入れやすいシンプルめな服もあります。
トラッド系ファッション
伝統的なメンズスタイルである「トラディショナルスタイル」。ベーシックなきっちりとしたファッションのことです。きれいめファッションと重なる部分もありますが、ここでは上流階級の身だしなみとしてのスタイルを想定しています。英国紳士というと、イメージしやすいでしょうか。
ジャケットやスラックス、ブレザー、ベストやセーターなどを重ねたスタイルなら、骨ばった印象もカバーできます。おしゃれなチェック柄や色を使うことで、目くらましも期待できそう。
ジャケットはある程度の肉付きがあるとパチッと着こなせるアイテムですが、雑誌やファッションスナップを見ていると、最近は、あえてゆるっとさせるような着こなしをしている若い人もいますね。(細身のモデル体型の人が着ると図らずもそうなるということかもしれません)
細身体型をより華奢に見せてしまうファッション
細い体を少しでも大きく見せようとして、大きいサイズを選ぶのは逆効果です。だぶだぶ生地が余っていると、服に着られた印象になってしまいます。成長期の子供が大きめサイズを着せられているような見た目になってしまうのですね。
よって、アメカジ系などのワークスタイルやアウトドア系ファッションは、組み合わせ方によっては貧相な印象をより強めてしまうことがあります。
例えば、ダウンジャケットで全体を隠せても、そこから出る手首の細さが際立ってしまうこともあります。
無理にワイルド感を取り入れようとせず、全体のバランスを損なわないファッションを選びましょう。
まとめ
細身のガリガリ体型メンズは、都会的なファッションがよく似合います。最近のトレンドも細身の男性をメインにしたものが多く、雑誌をめくれば、男性は皆ガリガリ寄りです。そういう意味で、細身体型の男性はアイテムを見つけやすいのではないかと思います。
がっちりさんやぽっちゃりさんにはできない細身のスタイルや重ね着で、体型を活かしたオシャレを楽しんでみてくださいね。