自分の体にコンプレックスはありますか?
前回、気になる体型をカバーする基本のテクニックをご紹介しました。
参考【体型に自信がない男性へ】目の錯覚を使ったテクニックでスタイルUP!
今回は、体型・体格別にもう少し詳しく、着こなしのポイントを見ていきましょう。
ここではざっくり次の4つ(大柄・小柄、ぽっちゃり・ほっそり)に分けています。
でかい・高身長・大柄な人の着こなしポイント
目線を上に集まると、高さがあるように見えます。よって、大柄の人は、できるだけ目線が下にいくよう工夫しましょう。
・目立つ色・柄のパンツ
・靴、ベルトでアクセント
下半身にポイントを置くことで、身長の高さが強調されなくなります。
また、トップスは濃い色(収縮色)を選ぶと、締まって見えます。上半身ががっちりした人が膨張色のトップスを着ると、大柄な体格が強調されます。
背が高い人は、下半身にボリュームを持たせるAラインシルエットのような着こなしが似合います。反対に、背が高く、がっちりした体つきの人が上半身にボリュームを持たせると、逆三角を強調して、迫力が出ます。
それを「男らしさ」と捉えるか、「圧迫感」と捉えるかは、あなた次第です。
小さい・低身長・小柄な人の着こなしポイント
低身長であることがコンプレックスの人は、大きく見せる着こなしを。
・視線を上に 目立つものを上に持ってくる
・帽子、アクセサリー、ストールなどを使う
体を大きく見せるために、大きめサイズを着ると逆効果。より体型が目立ってしまいます。また、シワが多くなり、だらしない印象を与えてしまうこともあります。
自分に合ったサイズの服を着た方が、シュッとして見えます。
上下にボリュームを持ってくることで、長く見えます。中心部のボリュームを抑えて、メリハリをつけることで、より距離感が長く見えるようになります。
反対に、中心にボリュームを持ってくると、コンパクトな印象になります。
太い・がっちり・ぽっちゃりな人の着こなしポイント
太めの体型は、ウエストのメリハリを意識すると、スマートに見せやすくなります。面積をできるだけコンパクトに、縦のラインを意識してシルエットを作ることがポイントです。
がっちりしたスポーツマン体型で、筋肉を見せたい場合は、ジャストサイズのカットソーを着ると体型が強調されます。
・膨張色・収縮色
・縦ラインをつくる
似合うファッションジャンル
しっかりした体型の人には、アメカジファッションがよく似合います。男らしい雰囲気が多いアイテムをうまく着こなせる体型です。
スポーツ系、アウトドア系もOK。
若い人は、ストリート系ファッションに挑戦してみるのもいいかもしれません。がっちりさん、ぽっちゃりさんがおしゃれに着こなしているスナップをしばしば見かけます。
細い・ほっそり・痩せ型な人の着こなしポイント
痩せ型の人は、ボリューム感のあるアイテムを取り入れると、細さをカバーすることができます。
・膨張色・収縮色
・厚手生地のアイテムを選ぶ
体にフィットする薄手の柔らかい生地だと、体のラインが目立ちます。厚手で硬めの生地は、シルエットを保ってボリュームを作れます。
似合うファッションジャンル
細身の人は、キレイめファッションがおすすめ。シンプルなドレスアイテムをスマートに着こなせます。
細身で背が高い人は、モード系やパンク・ロック系がカッコよく決まります。
体型・体格の特徴はひとつの個性
体型のコンプレックスでよく聞くものとしては、
・足が短い
・顔が大きい
・背が低い
・お腹が出ている
・なで肩
このあたりでしょうか。
嫌だと思っている部分を隠すことで、スタイルアップすることは可能です。上で紹介したようなちょっとの工夫や錯視を利用したテクニックで、大きく印象が変わることもあります。
ただ、あなたが感じているコンプレックスは、必ずしも短所とは限りません。それを一つの特徴として、うまく活かしたコーディネートをしている人もいます。
例えば、「おしゃれデブ」と呼ばれる人がいます。彼らの着こなしは、大きい体型だからこそ出せるおしゃれです。
キャラクターを活かすという意味では、ホンジャマカの石塚さんのオーバーオールも魅力的な着こなしだと思います。
一般的なおしゃれのルールに捉われないことは大切ですね。
短所を隠さないことと無頓着であることは全く違います。
まずは、自分と似た体型の人を探して、おしゃれな部分、イマイチな部分を観察してみましょう。分析を重ねることで、着こなしのコツを見つけられるはずです。