カジュアルシャツの定番、デニムシャツ。羽織っても良し、ボタンを留めて着ても良し、着回しが効く便利なアイテムです。
ただ、デニム素材はラフな印象が強いため、うまく組み合わせないと、おしゃれ感が半減してしまいます。
そこで今回は、初心者でもカッコよく着こなせるデニムシャツの選び方とコーディネートのコツをご紹介します。
デニムシャツ?ダンガリーシャツ?
デニムシャツとは、その名の通り、デニム生地でできたシャツのこと。
似たようなアイテムにダンガリーシャツがあります。
デニムとダンガリーの違いは織り方です。デニムは綾織り、ダンガリーは平織り。ダンガリーは軽く柔らかな素材感です。
薄いデニムをダンガリーと呼んだり、似たような素材をざっくり「デニム」と呼ぶこともあるので、呼び方にはそれほどこだわらなくて大丈夫です。だいたい似たようなものだと思っておけばOK。
ここではデニムシャツの呼び名で統一します。
初心者向け・選び方のポイント
デニムシャツを初めて買うときのポイントは、次の3つです。
肩幅を合わせる
ラフ(粗野)な印象が出やすいデニム素材は、きれいめなシルエットを選ぶのがポイント。
あえて大きめサイズを合わせる着こなしもありますが、失敗しやすいので初心者は避けましょう。
合わせる目安は、肩幅。肩の縫い目が肩幅に合っているか、少し内側に入っているくらいのサイズを選びましょう。
肩の縫い目が落ちている(大きすぎる)と、ルーズなシルエットになってしまいます。
さらに、大きめサイズのデニムシャツは身頃や袖幅も広くなりがち。特に袖幅が広いものは、野暮ったい印象になりやすいので、全体のバランスを見ながら、体にほどよくフィットするサイズを選びましょう。フィットと言っても、当然ピチピチはNGですよ。
着丈はベルトが隠れるくらい
難しいことを何も考えずに、それっぽく着こなすには、着丈の長さもチェックしておきたいポイントです。
おすすめの長さは、ベルトが隠れるくらい~お尻が半分隠れるくらいの着丈。
お尻がすっぽり隠れてしまう長さだと、ズドンとして野暮ったくなります。
長すぎない着丈なら、前を開けて羽織ってもいいし、ボタンを留めて着てもOK。コーデをすっきりまとめることができます。簡単ですね。
装飾が少ないシンプルなものを選ぶ
装飾が派手な物は、着回しがしにくいので避けましょう。
・ボタンやスタッズがたくさんついている
・切り替えラインが多い
・刺繍やワッペンがついている
・ダメージ加工が激しい
などなど。
デザイン物のデニムシャツは、アメカジテイストのアイテムに多いのですが、主張が強いので、合わせる服を考えないといけません。
その点、シンプルデザインのデニムシャツは楽です。白黒モノトーンに合わせるだけで、きれいめカジュアルスタイルが完成。
春は薄めの淡いブルー、秋は濃いめの深いブルーを選ぶと、季節感が出ておしゃれです。
コーデに自信がない人は、色味が均一のハリ感のある素材がおすすめ。シワ加工、ブリーチ加工が多めのシャツは、だらしなくなりがちなので、避けましょう。
初心者でもカジュアルシャツを上手に着こなすコツ
白Tシャツ+黒パンツでOK
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合わせ方に迷ったときは、白黒アイテムに合わせれば、うまくまとまります。
基本服に合わせるなら、白Tシャツ+黒パンツの上に羽織ればOK。ブルー系デニムなら大抵合います。
白Tシャツをグレーにしてもいいですし、ボーダーTシャツもよく合います。
黒パンツの代わりに白パンツを穿いてもいい感じ。白パンツは爽やかでデニムと相性抜群。夏にピッタリのコーデです。
袖をまくって軽やかに
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デニムシャツ一枚で着たときに「何かしっくりこないな~」と感じたときは、袖を軽くまげると、バランスよく着こなせます。
ゆるゆるダボダボしていないサイズ感、ヨレヨレしていないシャツを選べば、そのまま着てもすっきりまとまります。
きれいめパンツと合わせて
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デニムはカジュアルなアイテムなので、きれいめ服と合わせるのが鉄則です。
黒パンツ、ベージュやカーキのチノパン、白パンツなどなど、合うアイテムはたくさんありますが、できるだけダメージの少ないシンプルなものを。
デニムシャツの選び方同様、色味が均一のハリ感のある素材が合わせやすいです。
穴あきダメージ加工のジーンズや、シワ加工、ウォッシュ加工が強めのものは避けるのが無難。
ここでもやはり「とりあえず細身の黒パンツ」のルールが役立ちますね。
まとめ
では、最後にもう一度、デニムシャツの選び方、着こなし方のコツをまとめます。
- 肩幅を合わせる
- 着丈はベルト~お尻が半分隠れるくらい
- 装飾が少ないシンプルなものを選ぶ
- 白Tシャツ+黒パンツでOK
- 袖をまくって軽やかに
- きれいめパンツと合わせて
サイズ選びと合わせ方のポイントさえ押さえておけば、デニムシャツは便利に使えます。
薄手のデニムシャツなら、着心地もよく、長く着られるのでコスパも良しです。
基本のきれいめカジュアルをマスターした人なら、いつもの定番コーデに追加するだけで、おしゃれに仕上がりますよ。
新たなアイテムをお探しながら、デニムシャツ、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?