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メンズシャツのシルエットと着こなし

更新日:

シャツは大きく2つに分けられます。「ドレスシャツ」と「カジュアルシャツ」です。

「ドレス=礼装」というイメージもありますが、ワイシャツやカッターシャツを指します。最近は、「きれいめファッション」としてのシャツもドレスにくくられることが多いようです。

カジュアルシャツは、文字通りカジュアルなもの。ドレスシャツは、カジュアルアイテムとして使う場合もありますが、カジュアルシャツをスーツの下に着ることはできません。見分け方のポイントとして、ツヤ感の有無が挙げられます。

ここでは、主にカジュアルスタイルとしてのシャツについて見ていきます。

シャツの種類

ワイシャツ

ワイシャツは、スーツの下に着用するシャツです。前開きで、ボタンと襟とカフスがついているものが多いフォーマルなアイテム。「ホワイトシャツ」がなまってこの名が定着したのだとか。

ボタンダウンシャツ

衿先に小さなボタンのついたシャツです。これは冠婚葬祭などフォーマルな場で着ることはできません。あくまでもカジュアル着。日本のビジネスシーンでは着用されることが普通にあります。ノーネクタイで着たときにシルエットがキレイです。素材によってカジュアル度はかなり変化します。オックスフォード生地のシャツは着心地も良く、爽やかな印象をつくれるのでおすすめです。

デニムシャツ

デニム生地を使ってシャツ仕立てしたものを、デニムシャツと呼びます。インディゴブルーが基本ですが、加工によって濃さも様々、長年着用することによって色落ちもします。

後述のダンガリーシャツやシャンブレーシャツと似ていますが、デニムシャツは厚手でカジュアルな印象。インディゴで染めた色つきのたて糸と未さらしのよこ糸を綾織りした生地です。

ダンガリーシャツ

ダンガリーシャツは、デニムの一種であるダンガリーを使ったシャツのことです。デニムシャツに比べて軽く柔らかな印象の素材です。

ダンガリーの織りはデニムの反対。たて糸に未さらしの糸、よこ糸に色のついた糸を使います。

その他

・ネルシャツ
・ラガーシャツ
・ミリタリーシャツ
・ウエスタンシャツ
・アロハシャツ

シャツ選びのポイント

肩幅

肩の縫い目が落ちている(大きすぎる)サイズを選ぶと、ルーズなシルエットになります。カジュアルな着こなしであれば、必ずしも肩のラインが合うジャストフィットでなくても問題ありません。ただ、ピチピチサイズは動きにくいので、着心地の面から言っても避けた方がいいでしょう。

首回り

顔の大きさが気になる人は大きめの衿を選ぶと、相対的に顔が小さく見えます。また、がっちりした体型の人は、衿の高さが低いものを選ぶと着心地がラクです。基本的に、カジュアルシャツは衿の低いものが多いです。

袖の太さによって雰囲気が変わります。細身はスッキリとした印象、太めはざっくりとカジュアルな印象になります。袖丈は、半袖・七分・長袖とありますが、長袖をまくって着るスタイルが“こなれ感”などと呼ばれ親しまれているようです。ズルズルと長すぎない袖丈を選びましょう。目安は親指のつけ根あたりの長さと言われたりします。カジュアルシャツであれば、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、おしゃれな人の手元はどれくらいかチェックしてみると参考になります。

着丈

ワイシャツはスラックスの中に入れて着ることを前提に作られているため、着丈が長くなっています。カジュアルシーンではシャツの裾を出して着ることが多いですが、着丈が長いものを出すとだらしない印象になっていまいます。ベルトがちょうど隠れるぐらいの長さがベター。あまり難しく考えず、大きな失敗をすることなく着られる長さだと思います。

ボディライン

胸囲・胴回りに余裕があるか、フィットしているか。最近はタイトなデザインが主流になっています。

アームホール(袖と身頃のつなぎ目)のカッティングによっても全体のシルエットの美しさは変わってきます。

素材

コットン(綿)

綿100%のシャツの魅力は、柔らかくて肌触りが良いこと。シワになりやすいことが難点と言われていましたが、最近はシワになりにくい製品も開発されています。

リネン(麻)

リネンは麻の一種。吸水性と速乾性に優れ、洗うほどに柔らかくなります。爽やかで優しい印象のアイテムが多く、夏に多く出回る素材です。麻は品質によって、ガサガサしたものもありますが、リネンは肌触りの良いさらりとした質感です。ナチュラル系によく合います。

ポリエステル

化学繊維であるポリエステルは、丈夫で型崩れしにくいことからワイシャツに使われることも多い素材です。乾きやすいなどの機能性や安さで選ぶなら、ポリエステルや綿ポリ。が、おしゃれ着で着るなら、コットンやリネンをおすすめします。

生地(織り方)

ブロード

ワイシャツ、カッターシャツの生地です。同じ太さのたて糸とよこ糸を平織りにしたもので、密度が高い(しっかりと目がつまった)生地です。表面はなめらか。使われる糸が細くなるほど光沢が増します。

オックスフォード

ブロードシャツに比べると、肉厚のしっかりした生地感のシャツです。たて糸・よこ糸を2本ずつ引きそろえて平織り(斜子織り)にしています。織目がよく見えて、拡大すると表面がポコポコしています。柔らかく、通気性があり、丈夫です。ボタンダウンシャツに多く使われる素材です。

シャンブレー

たて糸にブルーなどの色糸、よこ糸に白糸を使った平織りの生地のことです。デニムと同じ糸を使っても、平織なので薄手でスッキリとした印象。淡い色合いで、ツヤ感があります。デニムシャツに比べると大人っぽい印象。

インナーの選び方

白シャツや淡い色のシャツは、インナーが透けてしまいます。おしゃれな人は素肌にシャツを着る、なんて言われることもありますが、そういうのはジローラモさんをはじめとするイタリア男性に任せておきましょう。

白シャツのボタンを留めて1枚で着るときには、タンクトップやTシャツを着用しましょう。ボタンを開けて着る場合、Vネックを選ぶとチラ見えしません。ベージュのインナーは透けにくさNo.1と言えるでしょう。女性用インナーのイメージが強いですが、最近は男性もベージュ系インナーを選ぶ人が増えています。ユニクロのインナーコーナーにもベージュ系商品が並んでいます。

季節の変わり目は脱ぎ気ができるように、カットソーやTシャツを着ると良いですね。シャツのボタンを外してもOK、脱いでもOK。ごくシンプルなカットソーを1枚持っていると使い回しがききます。

薄い生地のきれいめシャツを着る場合に、スポーティな厚手のTシャツを下に着ると、ボコボコして違和感があります。あくまでもシャツのシルエットを崩さないインナーを選ぶようにしましょう。

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