体が大きく、お腹やお尻がポッコリ出ていると、体型をカバーするのは難しくなります。
しかし、おデブ男子はオシャレになれないかと言うと、そうではありません。
ぽっちゃり&おデブでもオシャレな人はたくさんいます。
ガリガリ体型の人には出せないワイルド感を演出できる点も見逃してはいけません。
では、どうしたらコンプレックスをうまく活かしたファッションを作ることができるのでしょうか。
なかなかうまくコーディネートが組めないとき、チェックしておきたいポイントをまとめました。
あなたの体型は?
まずは、自分の体型を把握しておきましょう。あなたの体型はどちらに近いですか?
1.りんご型肥満
2.洋なし型肥満
お腹のボリュームが気になる人は「りんご型肥満」。内臓の周りに脂肪が蓄積して結果、お腹がポッコリ出てしまいます。男性に多いとされます。
下腹やお尻、太ももの太さが気になる人は「洋なし型肥満」。下半身に皮下脂肪がついてしまった状態です。
自分の気になる部分をできるだけ強調しない服を選びましょう。全体のシルエットを見て、バランスを整えるようにすると、太さやボリュームがあっても、おしゃれに服を着こなすことができます。
<コーデの例>
りんご型タイプ:
お腹周りにダークカラー、上下にボリュームを出す
洋なし型タイプ:
ボトムにダークカラー、トップスに明るい色
5つの着こなしポイント
次に、基本的な着こなしのポイントを見ていきましょう。ポイントは5つ。
1.ダークカラーで引き締め効果を狙う
着やせの基本、ダークカラーを使うこと。
黒や紺などの暗い色は、シェイプを引き締める視覚効果を期待できます。
白Tシャツより黒Tシャツ。ベージュチノパンより黒パンツ。
色だけで選ぶなら、ダークカラーが確実です。
2.ジャストサイズを選ぶ
ゆったりした服やだぶだぶズボンはNG。ボリュームを強調してしまいます。だからといって、無理に細いデザインを選ぶ必要はありません。大きすぎず、小さすぎない自然なサイズ感が重要です。
選ぶときは、この問いかけ。
ピチピチじゃないか?
ダボダボじゃないか?
この2つをチェックしましょう。
3.しっかりした生地の服を選ぶ
ぽっちゃりさんは、柔らかい生地や薄い生地より、ハリ感のある服が似合います。カットソーやシルクシャツのような生地は、体にフィットしてラインを強調してしまいます。
反対に、ジーンズや厚手の生地を使った服は、形状が保たれるので、体型をカバーできます。例えば、薄手のカットソーより、厚手のオックスフォードシャツ。ぽっちゃりが目立ちにくくなります。
中性的なデザイン服やリラックス感のあるコーデも避けた方が無難です。。
4.爽やかな色合いのトップスを合わせる
太さをカバーすることを気にするあまり、引き締めカラーの黒ばかり使ってしまうケースがけっこうあります。ダークカラーは細く見せてくれる色ですが、全体に使うより、一部で使う方が、より効果を感じられます。
おすすめなのは、白シャツです。白は膨張色なので、敬遠しがちな色ですが、使いやすさは抜群です。
濃い色のパンツと合わせれば、足の引き締め効果が際立ちます。また、セーターやライトアウターの下に着れば、明るさと爽やかさをプラスできます。
濃い色・暗い色の服が多い人は、白シャツ1点投入するだけで、ぐっとオシャレになりますよ。
5.汗・ニオイ対策も忘れずに
太っちょさんは汗かきな人も多いようです。となると、気をつけたいのが汗・ニオイ対策。
グレーの服は汗が目立ちやすいので要注意。特に夏場は、Tシャツ1枚になります。ワキ汗やら背中にびっちり汗をかいているとすごく目立ちます。
お出かけ前には制汗剤などでしっかり準備を。エアリズムのような速乾性のある肌着やニオイを抑えてくれる防臭Tシャツを取り入れるのがおすすめです。
ぽっちゃり&おデブ男子に似合うファッションジャンル
お腹がぽっこり出ていたり、下半身のお肉が邪魔してコーデがうまく決まらない……。
そんなおデブ男子でもカッコよく着こなせるファッションジャンルがあります。全身のボリューム感=存在感。シルエットの大きさが活かされるコーデです。
アメカジ系ファッション
定番かつ人気のジャンルです。ぽっちゃり&おデブ芸能人を見てみても、アメカジ服を着ている人は多いですね。ラフに着こなせてカッコいい。武骨な雰囲気は、華奢で細い人にはなかなか出せません。
ゆとりのあるアイテムを使うときには、全体のバランスが重要です。
ボリュームのある靴を選ぶと、安定感が出てカッコいいですね。アメカジの場合は特に、小さな靴は貧弱な印象になってしまいます。
アウトドアスタイル
実用性・機能性が重視されるアウトドアアイテムも体型をそれほど気にせず着られるジャンルです。キャンプやトレッキングなど、防寒のためのウェアはボリュームがありますが、スタイルの良し悪しをあまり感じさせないものです。むしろ、大きな体は頼りになりそうな雰囲気さえ漂います。
若い人はストリート系も
10代~20代前半ぐらいまでのメンズは、ストリート系ファッションにチャレンジしてもいいですね。ざっくりシルエットのカジュアルなアイテムは取り入れやすいです。
若々しくアクティブな雰囲気を演出できる反面、いい歳の大人がやると、痛々しくなってしまう場合もあります。オシャレに着こなせる自信のない大人男子はやめておきましょう。
まとめ
ぽっちゃり&おデブ男子の着こなしポイントは、
- ダークカラーで引き締め効果を狙う
- ジャストサイズを選ぶ
- しっかりした生地の服を選ぶ
- 爽やかな色合いのトップスを合わせる
- 汗・ニオイ対策も忘れずに
隠すことを意識しすぎるあまり、余計にボリュームを強調してしまうこともあります。何でもかんでも隠すのではなく、見せるところは見せて、メリハリをつけましょう。
・素材
・色
・シルエット
この3つに注目しておしゃれな人のコーデを眺めてみると、上に挙げた共通点が見えてきます。
自分に似合うコーディネートを探してみてくださいね。
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